日本共産党県議団が二井知事に原発問題で申し入れ行う
埋立て工事は中止を
県が住民蔑む中電に厳重注意行う
日本共産党県議団は、九月十七日、二井知事に対して「中国電力に対し海面埋め立て工事の中止を要請するように求める要望」書を提出しました。
上関原発建設地の海面埋立工事に関連して、平生町田名埠頭では中国電力と原発反対派住民のにらみあいが続いています。
党県議団は、知事に「今日の事態を招いた責任があり」「地元住民の理解と納得が得られない状況での埋立工事着手は中止するよう中国電力に求めること」を要請しました。
対応した県商工労働部鶴岡理事は、「事業者に対して地元住民の理解と納得が得られるよう指導している」「中国電力には埋立許可を出す時に、地元はもとより県民の理解を得るために努力を尽くすよう要請している」として、中国電力に埋立工事中止を求める考えはないと答えました。
交渉の中で、鶴岡理事は、「中国電力が地元住民を蔑むような発言をした点については、先日、担当者を呼んで厳重注意した」ことを明らかにしました。
申し入れを行う県議団(中央が藤本県議)
県厚東川工水事務所法面工事進む
七月の豪雨で、宇部市際波の県厚東川工業用水事務所の法面が二度にわたって崩壊しました。現在、復旧工事が行われています。現在通行止めとなっている地元道路は、十一月初旬には、通行可能になる見込みです。全体の工事完了は、来年二月頃になる見込みです。
法面補修工事が順調に進んでいます
1日午後に、藤本県議が一般質問で登壇
藤本県議は、1日、午後に一般質問で登壇する予定です。
質問項目は次の通りです。内容については次号から順次報告していきます。
1、災害に強い県づくり
①豪雨対策②防災拠点施設の耐震化
2、農林水産問題
①日米FTA協定問題②農地転用問題
3、産業廃棄物行政
①公共関与の最終処分場②小野湖上流の産廃処理施設建設計画
4、雇用対策
①労働者派遣法の抜本改正②新規学卒者の就業対策
5、教育対策
①学力テスト問題②不登校対策
一気
映画「火天の城」を観ました。安土城を建てた宮大工「岡部又右衛門」の物語です▼あの時代に、東洋一の木造建造物を作る大変さが映画の中で如実に表わされていました。 やはり、日本は匠の国、ものづくりの国であることを痛感しました。 同時に、映画には、自然に対する畏怖の念を持つ大切さも描き出していました▼近江穴太(あのう)の石工頭の「清兵衛」が語ります。 石を従えよう、石に勝とう、などと思うな。石を畏れ、石を敬う気持ちで見つめよ。」自然を畏れ、敬う気持ちの大切さを山口県は、七月二一日に学びました。 また、民を畏れ、敬う気持ちの大切さをこの国は、八月三〇日に学びました。 こんなことを考えながらこの映画の深さを感じました▼又右衛門が一門や家族を思う気持ち、そして、ひとつの目的のために民が力を合わせる気持ちに涙が込み上げてきました。
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