小野湖上流の美祢市旧美東町に
産業廃棄物処分場計画浮上
建設予定地は、飲料水源上流
藤本県議の元に「旧美東町に産業廃棄物処分場の建設計画がある」との情報が寄せられました。
そして、先日、県担当者から「安定型最終処分場を建設しようとする動きがある」と藤本県議に連絡がありました。
昨年四月に産業廃棄物の指導要綱が改正されました。この改正で関係地域の定義が明確化しました。改正前は、「施設設置場所の敷地境界からおおむね五〇〇メートルの区域内に居住する者の属する自治会の管轄区域」とされていました。改正後は、施設から五〇〇メートル以上離れた地域であっても生活環境影響調査の結果により及ぼす範囲と認められれば関係地域となります。これら要綱の改正により、宇部市小野地域の意見も尊重されることになります。
建設予定地は、小野湖に流れこむ、太田川の支流、国守川の上流部にあたります。宇部・山陽小野田市民の水がめの上流に出来る産業廃棄物処分場計画は許されないと、環境団体などで批判の声が強まっています。
産業廃棄物処分場の建設が浮上している現場
今年度の真締川浚渫完了
大野市議・時田市議と藤本県議が地域住民からの要望を伝え、県宇部土木建築事務所が六月から行っていた今年度の真締川浚渫工事がこの程ほぼ終わりました。
浚渫のおかげで、七月の豪雨災害の時は、周辺地域での水害被害は発生せず、住民の方は大変喜んでおられます。
真締川の今年度の浚渫が行われた現場
山陽小野田市議、党を三名擁立
山陽小野田市議選が、二七日告示、一〇月四日投票で行われます。
日本共産党は、現職の中島好人さん、山田伸幸さんに加え、元山陽町議の下瀬俊夫さんを擁立し、3議席獲得を目指します。
山陽小野田市は、国保証の取り上げ率山口県一です。山陽市民病院の廃止や保育園の民営化など、「財政難」を理由に、暮らしや福祉に冷たい市政になりつつあります。
議会には市長派とそうではない議員がいますが、議案の採択の時には、日本共産党を除いて結局、「何でも賛成」の「オール与党」化が進んでいます。
日本共産党の三議席は、議会を市民本位に切りかえる力になります。 皆さんのご支援をお願いいたします。各候補の担当地域は次の通りです。
◆中島候補担当地域‐高千帆小校区・有帆小校区・高泊小校区・小野田小校区◆山田候補担当地域‐須恵小校区・赤崎小校区・本山校区◆下瀬候補担当地域-旧山陽町
一気
三浦しをん著「神去なあなあ日常」を読みました。本の帯に「高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う」「林業に『ゆるーく』かける青春」とあります。題名にある「なあなあ」とは、「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」という意味と書かれてあります。これが、この小説に貫かれているテーマです。私も父が亡くなってここ数年、以前よりは本気で、母の手伝いをしながら農業に関わってきました。「なあなあ」の大切さがよく分かります。急いでは自分が怪我をしますし、何より作物が上手く育ちません。特に、五〇年、一〇〇年を相手にする林業はなおさら「なあなあ」が大切なのでしょう▼深刻な今日の林業の現状ですが、その中でも林業の楽しさを「ゆるーく」描きだした作品は胸を打ちました。
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