議員日誌

西松ショック

 県議会は、柳井ショックから小沢ショックとなったようです。自民党席の元気が戻りつつあり、民主党席の元気が少し無くなったようです。

 民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者も務める公設第一秘書が、準大手ゼネコン「西松建設」の二つのダミー政治団体をトンネルした違法献金の疑いで逮捕されました。

 小沢氏は記者会見で「政治団体からの献金という認識だった。」と述べましたが、献金の出所が「西松建設」とは知らなかったでは済まされないことは明らかです。小沢代表本人と民主党は、国民への説明責任を果たすべきです。

 資金管理団体で西松建設のダミー政治団体からの事実上の政治献金を受け取っていたのは、小沢氏だけではありません。自民党では、森元首相や尾身元財務大臣などにも、小沢氏と同様の資金が渡っていたとの疑惑が明らかです。

 これら政治家も自民党もみずからの疑惑について解明する責務があります。柳井では民主に軍配が上がりましたが、西松問題では、民主・自民ともに痛み分けです。

 この問題の根本には政治献金があります。いかなる形にせよ、企業献金をやめさせていくことが大事です。 

 今日、本会議で、わが党の水野議員がこの問題を指摘をした際に、自民党のある議員が、「このままなら、国会議員は、共産党しかいなくなる」とヤジを飛ばしていました。このヤジは言い得て妙でした。

 このヤジに励まされながら、やはり、企業献金を受け取らない日本共産党が、政治浄化のために力を尽くす時だと思いました。

 

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