今日は、こぐま保育園と宇部市との懇談会が行われました。申し入れの文章などはありませんでしたが、ざっくばらんに意見を交換しました。やはり、参加者の方々は、子どもの話しになると感極まります。「子どもも親もともに成長していける保育園を守ってほしい」という訴えに涙が滲みます。
こぐま保育園は、30年以上の歴史を数えますが、いまだに無認可です。県と市からの補助を受けて経営していますが、保育士さんの給与も大変低いものです。それを上げようと思えば保育料を上げなければなりません。認可を目指していますが、山陽小野田市に園舎が立地しているのに、宇部市の子どもばかりの保育園なので、山陽小野田市で認可の話が前に進みません。認定こども園という選択もあるのかと検討していますが、こぐま保育園のような施設は地方裁量型となり、補助金の対象外になるようです。
今日の交渉では、まず、無認可施設に対する県と市の補助金が拡大されるよう求めました。また、現在、複数の自治体にまたがる保育園が認可できるように、保育園認可の基準が見直されるように県と市が国に働きかけを行うよう求めました。
来月には、県にも出向いて申し入れを行うことにしています。市民から愛されているこぐま保育園が安定的に運営される施設になるように引き続き、私は父母や保育士の皆さんと協力してがんばっていこうと思います。
多くの父母・保育士が参加し意見が出されました。
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