本日、原発をつくらせない山口県民の会(吉見真一代表委員)は、二井知事に対して「上関原発建設について公有水面埋立申請を許可しないように求める要請」書を提出しました。提出には、私も参加しました。
申し入れ書は、①中国電力へ上関原発計画の断念を求めること。②中国電力による公有水面の埋立許可申請および保安林解除の申請については許可しないこと。③直接影響を受ける上関町民の理解と納得を得るまで、上関原発計画については強行しないこと。④活断層の存在などについて徹底した調査を行い、安全性が確保されるまでは計画を進めないこと。の4点を要望しています。
①について県は、計画は、事業者の責任で対応するものであり、県から断念を要請することはないと答えました。②について県は、それぞれ法に基づいて適正に審査すると答えました。③について県は、地元上関町の意思を尊重していきたい。④国や事業所が厳格な対応を行うと言っている。必要なら知事意見に基づきチェックしていくと答えました。
参加者との議論の中で県は、公有水面の埋立て申請の審査に関して「審査に当たっては、町長の意見、住民の意見、権利者の意見を元に総合的に判断したい。」と答えました。
私は、県に、祝島住民の8割が県に不許可を求める意見書を提出している状況を十二分に勘案するよう求めました。
また、公有水面の審査の標準期間の3ヶ月を過ぎているとの問いに対して県は、「あくまでも標準期間であり、現在慎重な審査を行っている最中。現時点ではいつ判断を出せるかわからない」と答えました。
私は、「知事には、計画を左右する重要な許認可権がある。将来に禍根を残すことのない賢明な判断を」重ねて求めました。
公有水面埋立申請に不許可を求める申し入れ
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