議員日誌

河村官房長官が談合企業から献金

 「やっぱり、この人もか!」の感です。

 官房長官に就任したばかりの河村建夫議員が代表を務める「自民党山口県第三選挙区支部」が、2004年から06年にかけて、談合事件で摘発されるなどした企業や法人から問題発覚後も計410万円の寄付を受け取っていたことが判明しました。

 河村長官は、記者会見で、献金の事実を認め、献金を返還する考えを示しました。このほかにも、介護給付金を不正に受給したとして山口県から行政指導を受けた社会福祉法人から約12万円の献金も受け取っていました。

 河村氏は、「違法性」はないといいますが、不明朗な献金であり、河村氏の「政治とカネ」への姿勢が問われる問題です。おまけに、河村氏は、内閣のかなめの官房長官でもありますので、内閣そのものの「政治とカネ」の姿勢が同時に、問われています。

 山口3区は、日本共産党北南地区委員会が担当する地域です。河村氏が起こしたこの問題は軽視できません。河村氏は、官房長官として、私たちの代表としてふさわしいか有権者に問うていきたいと思います。

 更に、河村氏の問題の進展次第では、申し入れを行うなど具体的な対応も必要かと思います。

 企業・団体献金を禁止する。政党助成金をなくす。この改革で、「政治とカネ」の問題に決着を付ける時です。決着を付けることが出来るのは、二つのお金に縁がない日本共産党ではないでしょうか。このことも同時に痛感する事件です。

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