議員日誌

日本福祉大学同窓生が北京パラリンピックに出場

 日本福祉大学同窓会誌No101号が送られてきました。表紙は、2008北京パラリンピック車椅子バスケットボール女子に出場する高林美香選手です。彼女は、1995年社会福祉学部卒です。

 その他、車椅子バスケットバール男子には、情報社会学部2年生の宮島徹也選手と、95年経済学部卒の森紀之選手が出場します。

 パラリンピックの選手団が、本日北京に出発したとの報道がありましたが、同窓の3選手も北京に出発したことでしょう。私も同窓3選手が出場する車椅子バスケットバール日本代表選手を一生懸命応援したいと思います。

 さて、今日は、親子劇場の地域行事で、妻と子どもたちがキャンプに行きました。ですから私は、食事をしながらテレビを一人観ていました。今日から24時間テレビ。釘付けになりました。両上腕欠損の正太君が100メートルを泳ぎきりました。11の病を抱えた明日実さんが、夏川りみさんと一緒に「涙そうそう」を歌いました。親の気持ちが分かるからか、年相応からか、彼らの姿に涙が止まりせんでした。

 私は、大学1年の後半から、知的障害の子どもさんの家庭教師を始めてました。その時に、この子らの力になる生き方をしようと誓いました。大学卒業後も障害者の方と列車での旅行を行う「ひまわり号」の運動に関わったりしてきました。現在では、障害者の福祉をすすめる会などに所属し、障害者の方々が住みやすい地域を作る運動に関わっています。20歳の時の誓いは今も持ち続けています。

 特に、私の生き方を変えたのは大学時代に学んだ「発達保障論」です。障害者の発達には、個人と地域と社会の系が関わっている。そべての系が連関して障害者の発達を促進するという理論です。

 個人の努力だけでは障害者の発達を保障することは出来ない。障害者を取り巻く地域や社会をも変えなければ発達は保障できない。その上で実現できた障害者の発達を保障する社会は、全ての人々の発達を保障する社会である。

 障害者に限らず、社会福祉の目的は、個人を変えようとするものです。しかし、個人を変えようと思えば、彼らを取り巻く社会をも変えなければならない。私はこのような思いもあって、大学を卒業する前に、日本共産党に入党しました。

 私は、20才の誓いを実現していくために、これからも、障害者福祉の向上をライフワークとして議員として、一人の人間として社会に尽くしていきたと思います。

 ハンディキャップを抱えながら生きる人の姿は人の心を打ちます。その尊敬の念が、私を今まで頑張らせているのかも知れないと思います。

 これからも障害者の方々から元気をもらいながら歩み続けたいと思います。

 

 

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