本日、日本中国友好協会山口県連第21回大会を周南市で開きました。これまで、私は、会長代行でしたが、今日の大会で正式に会長になりました。これからは、腰を据えて、日本中国友好の山口県での架け橋として働きたいと思います。皆さんのご意見やご要望をお寄せ下さい。
来賓として、日中友好協会常任理事で広島県連事務局長の三戸真治さんに参加していただきました。三戸さんに私たちが企画している「大連・旅順の旅」に対しご意見をいただきました。それは、旅順に行くなら「万忠墓記念館」と「日俄(露)監獄旧址」を見学すべきというアドバスでした。
「万忠慕」とはどのような場所でしょうか。小林慶二著「観光コースでない『満州』」に「中国側の記録では、1894年11月、日本軍が旅順に侵入して大虐殺を行い、四日間で二万人を殺害した。日本軍は、その犯罪行為を覆い隠すため被害者の遺骨を白玉山麓に埋めた。1896年、清軍が旅順の防御に戻った際、死者を慰霊する『万忠墓』を建てた。『万忠』とは、万人が忠誠を尽くしたという意味だという。それを解放後の1994年、現在の形に建て直し、記念館を造った、としている。」 とあります。
「日俄(露)監獄旧址」はどのような場所でしょうか。同じく「観光コースでない『満州』」に「帝政ロシアが、1902年に造り、日本が07年に拡張した監獄で、総敷地面積は22万6000平方メートル、中国東北部では最大の監獄だった。牢屋が252室、絞首刑を行う密室が一つ、服役工場が15棟あり、伊藤博文を暗殺した安重根もここに収監されていた。現在は、『抗日烈士記念館』になっており、外国人としてただ一人、安重根の資料が展示されている。安が収監されていた部屋の壁には、安が刻んだという『朝鮮愛国之使安重根』という文字が残されているという。」とあります。
三戸さんは、2001年に旅順を訪れた際、二つの施設が見学できず悔やまれるので、是非、山口県連の旅では訪れてほしいと言われました。
日本中国友好協会の基本理念に「日中不再戦」があります。このスローガンを掲げる協会山口県連として、是非、これら施設の見学を10月の大連・旅順のツアーに含めたいと思います。
参加者の募集を引き続き行っています。概略は、本ブログのインフォーメーションコーナーに詳しく書いています。本ブログの問い合わせをクリックしていただいて、お申し込みいたできますようご案内いたします。
大会に先立って岳先生の太極拳の演武が行われた
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。