今日、子どもたちと「崖の上のポニョ」を観に行きました。スタジオジブリの作品はほとんど視聴していますが、私は、3本の指に入る秀作だと感じました。最近は、登場人物が多く難解なものが多かったジブリ作品でしたが、「ポニョ」は、「トトロ」を想起させる、ほのぼのとして作品に仕上がっています。
小学1年の三男が、観終って「面白かったね。これなら伊吹(4才の妹)も分かるね。」と言っていました。主人公は、5才の少年ですし、子どもから大人まで十分楽しめる作品です。朝一番の上映に合わせて行ったのですが、今日は、満席でした。映画が終わって、帰る皆さんの顔がみな優しく見えました。これも「ポニョ」の力なのでしょう。観終わった時に、爽快な気持ちにさせてくれる作品です。是非、映画館に足を運んで下さい。
この作品が私を虜にしたもう一つの理由は、「フジモト」の存在です。映画のパンフレットに、「フジモトって海底で何してるの?」とありました。答えは、「フジモトは、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万リーグ』に登場する潜水艦、ノーチラス号の唯一のアジア人。少年だったフジモトはグランマンマーレと出会い、恋に落ちた。それから100年、フジモトは半分人間、半分海の男として生きてきた。」とあります。フジモトはポニョの父親でもあります。フジモトの声は所ジョージが演じますが、これがいいですね。本人は、真剣なのだが、周りから見れば少し間が抜けたところのあるフジモトを好演しています。
「ポニョ」は、全国のフジモトという姓を持つ者がこぞって元気になれる作品でもあります。全国のフジモトさん映画館に足を運びましょう。そして、フジモトを応援しましょう。
とにかく、可愛い「ポニョ」にまた会いたくなりました。今度は、4才の娘と一緒に行こうかな。
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ポニョに登場するフジモトを検索してたら、このページに出会いました。「やや!すわフジモトの親戚か!?」と思ったんですが….広島県鞆の浦は山口から近いですからね。ところでベルヌの作品に本当にフジモトが登場するんですかね?実はそれが知りたかったんです。もしご存知でしたら教えてください。
議員さんもポニョを見に行くくらいの心のゆとりが必要ですよね。解散も遠くない情勢、お体に気をつけてがんばって下さい。
by 中島正和 — 2008年9月7日 0:02 AM