議会だより

厚東川通信No231(2008年6月15日号)

山口県高齢者大会宇部地域実行委員会が後期高齢者医療制度でシンポジウム

 

野党代表が廃止を語る

 

日本共産党からは吉田貞好さんが語る

 

 一日、山口県高齢者大会宇部地域実行委員会主催で「後期高齢者医療制度廃止法案の成立を求めるシンポジウム」が行われ、百三十名の市民が集まりました。
  パネリストは、国会に後期高齢者医療制度の廃止法案を提出した野党各党の代表が務めました。民主党は、県副代表の三浦のぼるさん。日本共産党は、県国会議員団事務所長の吉田貞好さん。社民党は、県連代表の佐々木明美さん。国民新党は、副代表の自見庄三郎さんからメッセージでの参加がありました。
 日本共産党の吉田さんは、「この制度は、医療費削減のための制度で、現代版姥捨て山だ。全ての国民には医療を受ける権利がありそれを尊重する対応が必要だ。野党4党の法案については、廃止の一点での国民的共同が必要だ。」と訴えました。
 参加者から、野党で共同して、街頭宣伝や市長への申し入れをしてほしいという要望が出されました。各党代表は、要望を実行することを約束しました。

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    シンポジウムで語る野党各党代表 
 

真締川浚渫工事今年度も進む

 

 真締川の浚渫工事が行われています。十九年度分として、千二百万円の予算で、土田橋から石田橋までの浚渫が行われました。二十年度は、二千万円の予算で、石田橋から川津橋までの浚渫と草刈りが行われる予定です。浚渫工事が行われるのは久しぶりで、住民の願いが実現しました。

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      浚渫が行われている真締川

 

第三回憲法9条を学ぶ市民講座
「雨宮処凛が平和・生存権・憲法を語る」
作家 雨宮処凛(あまみや・かりん)プロフィール
1975年北海道生まれ。フリーター、愛国バンド「維新赤誠塾」のボーカルなどを経て、作家に。過酷な競争社会を告発し不安定雇用に苦しむ若者を支援。新聞・雑誌に執筆、講演活動も。「すごい生き方」「プレ狩りアート」など著書多数。「生きさせろ!難民化する若者たち」で07年日本ジャーナリスト会議賞受賞。
日時 9月20日(土)
   午後2時~午後4時
場所 宇部市シルバーふれあいセンターふれあいホール
会費 500円
主催 憲法と暮らしを守る宇部地域共同センター
   宇部市五十目山町5-2 山口民医連 
   0836-35-9355

 

一気

 

九日、みんなの県政をつくる会から県知事選挙に立候補予定の福江としきさんと一緒に上関町の祝島に出向きました。月曜日は、上関原発を建てさせない祝島島民の会の原発反対のデモ行進の日です。六百名足らずの島で、百名以上が毎週デモ行進を続けてこられました。私たちもデモ行進に参加しましたが、今回で、実に九九八回目だそうです▼四月十四日最高裁は、反対派の住民が原発予定地内の共有地の入会権確認などを求めた訴訟で、原告側の上告を棄却し、住民側の逆転敗訴となった二審の広島高裁判決が確定しました▼判決を受け中電は、県に対して敷地造成のための公有水面埋立て許可や保安林指定解除などの申請を行うでしょう。住民の反対や原発に対する不安は依然強いものがあります。県は、これらの許可を安易に行うべきではありません

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