先ほど、中国産冷凍餃子に関する県民からの相談状況等についてというFAXが、県生活衛生課長から送られてきました。
1月30日から本日午前中までに中国産冷凍餃子等に係る県民からの相談は、23件あったということです。内訳は、中国産冷凍食品に対する不安9件、中国産冷凍餃子の確認8件、健康に関する相談3件、輸入食品に対する不安・問い合わせ2件、保管している中国産冷凍餃子の取扱い等1件となっています。
喫食による健康に関する相談の内容は、山口の例は、喫食した食品が特定できず、本人はすでに快復しているということです。防府の例は、念のために喫食した同一食品の検査を実施するということです。宇部の例は、自主回収対象となっている工場での品物ではないが、念のため喫食した同一食品の検査を実施するということです。
県内でも県民の不安が広がっています。様々な相談は、各健康福祉センター生活衛生課食品衛生班までお願いします。
この問題の背景には、輸入食品の検査の不十分さがあります。本日の赤旗によると2007年度で、厚生労働省の残留農薬検査の実施計画が200万件近くある輸入食品などの届出のうち、残留農薬検査は約2万6千400件にとどまっていることがわかりました。
日本共産党国会議員団農水部会長の紙智子参議院議員は、「輸入食品の検査率を引き上げ、食品衛生監視員を増やすなどの検査体制を抜本的に拡充・整備することが必要です。」と述べています。
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