議員日誌

金持ち減税をすすめる議案に反対しました

 今日で、臨時議会が閉幕しました。日本共産党は、山口県賦課徴収条例の一部を改正する条例に関する専決処分に反対しました。反対の理由は、久米県議が、本会議で述べたとおりですが、一部紹介します。

 この議案は、自民・公明の与党が地方税法の一部を改悪したことによるものです。「改正」の主な目的は、金持ち減税だといわざるを得ません。株式の譲渡利益などへの課税を20%から10%にすることが大きな柱です。国税庁の2005年分の調査によると100億円を超える所得を申告した7人の株式などの譲渡利益の合計が2000億円ありました。つまり、20%の税率であれば、400億円納税しなければならなかったものが、10%になったので、200億円の納税ですむことになったのです。7人だけで200億円の減税を政府は行ったのです。
 金持ち減税は1年で、1兆円と言われています。その一方、定率減税の全廃などでの庶民増税は、1兆7千億円です。

 日本共産党は、参議院選挙で躍進し、この逆立ち税制を正していきたいと思います。

 今日は、今から地域労連の新事務所びらきに行ってきます。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。