議員日誌

子ども署名が広がっています。

 兵庫県で、中3までの「子どもの医療費無料化」「30人学級の実現」を知事に求める「子ども署名」が大きく広がっています。ついに、兵庫県は、昨年末に、医療費の助成対象を現行の就学前から小学校3年前までに広げると発表しました。

 私がこの署名の存在を知ったのは、昨年の夏に開かれた日本共産党の政策論戦会議です。会議に参加した私は、兵庫県の県議さんから、検討途中の署名のゲラをいただいて帰りました。早速、子どもに関わっている方々と相談をしました。宇部市では、子どもが安心できる居場所が少ないことが大きな問題だということになりました。そして、今取り組んでいる児童館の建設を求める「子どもの居場所署名」がスタートしました。現在、約3000筆です。第一次分を2月20日に市長と知事に提出します。ぜひ、皆さんのご協力をお願いします。

 11日の読売新聞の社説に、「少子化対策を財源とセットで戦略を打ち出せ」とありました。財源として消費税を中心にとる論に組みすることはできません。しかし、少子化対策は、財政が伴わないと効果はないという点は理解できます。柳沢大臣の発言も、少子化の責任を女性だけに矮小化したことが大きな問題です。国家的な問題として、財政もしっかり確保して、抜本的な対策を講じることが必要です。

 訪問の中で、子どもさんがおられる家庭に、署名をお願いすると、断る方はおられません。子育てに対する様々な保障が遅れていることがよく分かります。山口県も予算発表直前ですが、人口減少先進県の山口県として、少子化対策に、しっかり財政を確保すべきです。私が委員長を務めている人口減少問題対策特別委員会でも43項目の要望を委員会でまとめて執行部には届けてあります。「子どもの笑顔が満ちる山口」が進むように2月県議会で大いに議論していきたいと思います。

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