県議会人口減少問題対策特別委員会で、
委員長報告と報告書が了解
43項目の提言含む報告書を今月末公表
藤本委員長は2月21日に委員長報告の予定
人口減少問題対策特別委員会(藤本一規委員長)が、一月二十九日行われ、委員長報告案と報告書案が全会一致で了解されました。
了解された報告書は、五十七ページで、四十三項目の人口減少問題への提言、活動報告、参考人意見概要、高校生アンケート結果報告書からなっています。この報告書は、今月二十一日から始まる二月県議会の冒頭に行われる予定の特別委員会の委員長報告後の早い時期に公表されることになっています。報告書は、広く県民に特別委員会のことを知ってもらうために作成されたものです。報告書をご希望の方は、藤本一規生活相談所(℡三七―四九一九)までご連絡ください。
最後のあいさつをする藤本委員長
尾木直樹講演会に600名参加
宇部市に子どもの居場所を!ネットワーク主催の尾木直樹講演会が一月二十四日、渡辺翁記念会館で行われ、六〇〇名の市民が集まりました。
尾木先生は、子どもの危機は社会の危機の反映で、頼れる自立した市民を育てていくことこそが教育の目的だと太く押し出していくときではないかと強調しました。
90分の熱演をした尾木直樹氏
11月県議会報告シリーズ④裏金問題
藤本県議は、裏金問題について二月県議会で取り上げました。藤本県議は、九六年の決算特別委員会で浅野県議(当時)が行った「食糧問題」での質疑をもとに質問しました。当時の質疑の中で、県は、「官々接待」に使われた食糧費は年度末に「ゼロ清算」されていたことや、飲食店からの請求書を県職員が代筆していたことを認め、是正を約束していました。藤本県議は、県は、税金の使途に問題があったことは認めたが、それが、裏金になっていたかどうかの検証はされていないと質しました。西村総務部長は、「出納局が保管していた証拠書類を一件ずつ確認し、全ての件数について確認した。従って架空請求はなかった。」と答えました。
一気
政治とカネの問題が大きくなっています。それは、事務所費問題です▼政治資金規正法で、事務所費の内訳は、地代、家賃、固定資産税、火災保険料、電話代、切手代などに限定されています。しかし、疑惑のある政治家が主たる事務所として使っていたのは国会の議員会館です。議員会館は、家賃はタダ、電話代も税金で負担されています。そうすると、切手を1千万円以上も買ったのか、本来は、「政治活動費」で計上すべきものを、「事務所費」と報告したのかです。後者なら明白な現行法違反です▼安倍首相は、「『法にのっとって適切に処理されている』と報告をうけている」と繰り返しています。しかし、こんな無責任な態度で、すまされません。
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