今日も、藤沢周平に関わる話です。藤沢周平の一人娘が遠藤展子さんです。彼女のエッセー「藤沢周平 父の周辺」を昨日、読破しました。彼女は、私より一つ年上でほぼ同年代です。子どもの頃に見たテレビの話などは、「そうそう」と声をあげながら読みました。表紙のデザインがいいですね。素材は「桜色地雪だるま」という題名の京友禅と書いてあります。雪だるまと雪うさぎ。うさぎ愛好家としても触覚が動く表紙です。時代を代表する作家の娘という気負いのない、平易な文章です。娘さんの作品ですから、藤沢周平の父親ぶりが鮮明です。隣のおじさんとしての藤沢周平の姿を浮かび上がらせています。藤沢周平は「普通が一番」が口癖だったと書かれています。そうそう、NHKラジオで、昼前に、今、この作品が朗読されています。
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