三谷幸喜監督の映画「ギャラクシー街道」を娘と一緒に観てきました。
三谷監督の映画は、映画館で直接かDVDなどで全て観ています。
先日もテレビで「有頂天ホテル」を観ましたが、何度見ても面白いですね。
本作「ギャラクシー街道」は、ドタバタラブコメディーといった感じの映画でしょうか。
やはり、綾瀬はるかさん演技は自然でいいですね。
話しが少し飛躍しますが、先日、五木寛之さんの「百寺巡礼 第一巻奈良」を読んでいました。
「秋篠寺」の中で、堀辰雄が昭和16年に「大和路・信濃寺」というエッセイを書いていることが出てきます。
堀辰雄はエッセイの中で、信濃寺の秋草に寝そべっていると書いています。
五木寛之さんは、「あのころ、多くの詩人や作家たちが転向し、戦争に協力するような作品を書いた。そのなかで、堀辰雄は、大和の古寺の魅力や伎芸天の慕わしさについて書いていたのである。そこからは、見えざる『反戦』という彼の意思が伝わってくる。」
私は、三谷幸喜監督の「ギャラクシー街道」に「見えざる『反戦』という彼の意思が伝わってくる。」とまでは言いません。
しかし、娘とこの映画を見て平和を実感したのです。
戦争法が国会で強行成立して1ケ月半たったころ、この映画を娘と一緒に見たことを10年後も思い出すでしょう。
平和でこそ自由な文化が楽しめるのだと感じました。
「今を戦前にしてはいけない」こんなことを考えてしまいます。
とにかく、「ギャラクシー街道」は楽しい映画です。
一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。
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