先日のNHKラジオで、フギィアスケーターの鈴木明子さんがゲストでした。彼女は、順調な選手生活を送っていたのですが、大学入学直後に、摂食障害となり苦しみます。彼女は、障害を乗り越えて選手として復活を遂げます。彼女の話を聞きながら思わず応援したくなりました。
彼女は番組の中で、リクエストした歌が、放送が終わっても私の脳裏から離れません。思い切ってNHKに連絡してみました。数日後返事がありました。
曲名は、「母賛歌」。歌手は、METISさんであることが分かりました。NHKの職員の皆さんありがとうございました。
そして数日前に、「母賛歌」が入っているミニアルバム「手をつなごう」を購入して聴いています。
6曲全てが私の胸に届きました。久々に音楽の鉱脈を見つけたような気持ちです。
私は、音楽で涙を流すことはあまりないのですが、「アオギリの木の下で・・・(from Hiroshima to the World)」は涙が止まりませんでした。
「祈りをこめて今日も流れる太田川 夏の日に高く羽ばたく千羽の鶴」ではじまります。
「浮かんでゆれる 声無き命の 叫びがあの日を語り始める 新たな時代がそこまで来ている 君の目にはそれがどう映る」
そうです。この歌は、広島の原爆を歌ったものです。彼女は、昭和59年生まれですので、私より20歳下ですので、今年25歳。
こんなに若い彼女が、そしてメジャーデビューしている彼女が、広島をテーマに曲を作ること自体が素晴らしいことだと思いました。
その上、二つ目に紹介した詩がいいです。オバマ大統領の「核兵器廃絶発言」を予見していたかのような詩です。
彼女のブログを見ました。彼女の出身地は広島県です。原爆ドーム前でライブをしたり、8月15日の終戦記念日にアルバムを発売したり、「平和」には思い入れがあるようです。
このアルバムで、一遍に彼女のファンになりました。
METISさんの曲に関して皆さんの声をお聞かせください。
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