東野圭吾さんが20年前に上梓した「天空の蜂」が、映画化されます。
堤幸彦監督がメガホンを握り、江口洋介や木本雅弘など日本を代表する俳優が出演します。
今、「天空の蜂」を読んでいます。
軍用巨大ヘリコプターがテロリストに奪取されます。
巨大ヘリコプターは、福井県の高速増殖炉「新陽」の上空に。
テロリストは、稼働中と建設中の原発の全停止を求めます。
政府は、原子炉は飛行機が突入しても安全と宣伝している手前、住民にどう伝え、避難勧告を出すのかどうか逡巡します。
今読んだのは、ここまでです。
この小説は、9.11より3.11より前に書かれた作品ですが、まさに、これら事件を「予見」しているものです。
日本を代表するベストセラー作家である東野圭吾さんの骨太の社会派ミステリーを堪能しています。
映画化不可能と言われた本作品の映画化を心待ちにしています。
安倍政権は、3.11後の福島原発事故の原因解明も行われていない中、川内原発の再稼働を強行しました。
先日の中国新聞が「川内原発再稼働1週間、桜島警戒新たな不安」と報道しました。
大規模噴火を九州電力が「数十年前に予知できる」と強弁し政府もこれに追随したことは重大です。
日本中の原発が呈した『原発稼働ゼロ』の機関は700日になろうとしています。
原発がなくても電力が足りていることは明らかです。
福島原発が起きた日本で原発の再稼働が必要かどうかを考える一つの材料としてもこの小説や映画は意義あるものだと考えます。
明日から、第63回日本PTA全国研究大会札幌大会に参加の為、札幌目指して出発します。
移動中の飛行機の中で、この本をしっかり読んでみたいと思います。
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