今日も読売新聞の「戦後70年あの夏」シリーズから引用します。
15日に登場したのは哲学者の梅原猛さん。
梅原さんの親鸞の本などを読み、梅原さんの著作を勉強中です。
「人間、ホモサピエンスは、知能が発達して、現代の輝かしい、夢のような、豊かで便利な文明をこしらえた。しかし、ほかの生物がしない同類の大量殺害、戦争をしてきた。人間の二面性、恐ろしさ、浅ましさを考えなければならない。」
「今、昭和10年ころと似た、一種、戦争を肯定するような空気を感じる。自衛に徹することが日本の守るべき伝統だ。日本は平安時代に300年、江戸時代に250年、戦争のない時代が続いた世界でも珍しい平和な国。この平和がわずか70年ではなく、もっともっと長く続いてほしい。」
戦後70年の夏に、国民の一人として梅原さんの言葉を噛みしめたいと思います。
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