藤本県議が4日に一般質問で登壇
福祉医療助成制度の堅持求める
知事は要望聞く予定なしと答える
藤本県議は、四日、一般質問で登壇しました。今号から随時報告します。
藤本県議は、福祉医療費助成制度の改悪問題について質問しました。藤本県議は、「安心して子どもを産み育てられ、母子家庭の方も、重度障害者の方も笑顔で暮らしていくためには、福祉医療費助成制度は、削るのではなく、拡大することが必要。せめて、今年度の現状を維持すべきだ。」と質しました。二井知事は、「制度を維持可能なものとして次の世代に引き継ぐことができるのかということを考えた上で、やむを得ず一部負担金の導入をさせていただくという判断をいたし、それが私の現時点の責任であるというふうに判断をした。」と答えました。藤本県議は、「知事が関係団体と直接話す場を設けるべきだ」と質しましたが、知事は、「特に改めて要望をお聞きする予定はない。」と答えました。
厚生委員会で福氏医療制度が集中審議
県議会厚生委員会で福祉医療費助成制度改悪問題が集中審議されました。
九日には、各委員が、健康福祉部に対して、意見を述べ合いました。
十一日の午後、二井知事が、厚生委員会に直接出席し、福祉医療費助成制度の一部負担金導入について弁明しました。その後、大西厚生委員長が、「福祉医療制度に関する要請」を提案しました。
その後、福祉医療費助成制度の改悪を含む二十一年度一般会計の採択が行われました。藤本議員は、「知事の弁明も、委員長の要請も、執行部の改悪案を容認するもの。一部負担金は導入すべきではないと考えるので一般会計予算に反対する。」と発言しました。民主党の議員は、採択時に退席し、自民党と公明党議員は一般会計予算に賛成しました。
その後、福祉医療費助成制度の継続を求める請願三件が審議され、継続審査とされることが決定しました。
福祉医療費助成制度問題を中心に一般質問を行う
JR宇部駅付近の県道に道路照明が設置される
藤本県議と、西宇部校区の各市議や連合自治会・小中学校などが連名で要望していた宇部駅周辺の県道宇部停車場線への道路照明が一月末に設置されました。予算は、約八〇万円でした。
連名で要望し、残された問題は、JR宇部線、山陽本線をまたぐ県道の跨線橋の歩道部分の拡幅です。藤本県議は、要望が実現されるよう県宇部土木建築事務所に引き続き、早期改善を求めいきます。
一気
五日、「県立厚狭高校、南校舎の北校舎への統廃合の見直しを求める意見書」が山陽小野田市議会に提出されました▼更に、宇部日報のコラムで「厚狭高統廃合」問題が取り上げられていました。コラムでは、厚狭南高の前身である「船木女児小学」は、「女子教育のための学校として、東京、京都に次いで全国三番目に開校。」とし、「伝統を引き継ぐ南校舎は、旧厚狭郡内の近代教育の出発点であり、県内の女子教育の嚆矢として貴重な存在といえるものだ。それをなくすことは、地元の誇りばかりでなく歴史を軽視することにもつながりかねず、およそ教育的行為とはいえまい。」と括っています▼県教委は、宇部日報のコラムの指摘にあるように「教育行為」に立ち返り、厚狭南高の歴史を学び、歴史を残す立場に立つべきです。私は、同窓生の一人として南校舎の存続を強く望みます。
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