第81回アカデミー賞で滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれました。同賞を日本映画が受賞するのは初めてだそうです。
アメリカのアカデミー賞の前に行われた日本アカデミー賞の最優秀作品賞も「おくりびと」が選ばれました。実は、日本アカデミー賞の優秀作品賞の候補作品を私は全部観ていました。
ちなみに、日本アカデミー賞の優秀作品賞は、「おくりびと」「ザ・マジックアワー」「母べえ」「クライマーズ・ハイ」「容疑者Xの献身」でした。
この作品の中で、私が最優秀作品を選べと言われても「おくりびと」を選んでいたでしょう。
アメリカのアカデミー賞の受賞作品は、近年、巨額をかけた暴力や殺戮を描いた作品が多かったようですが、今年の受賞作品は、人間愛を描いた作品が多かったとNHKラジオでも分析していました。
この傾向に私は賛成です。この点で、第81回アカデミー賞の作品賞を受賞した「スラムドック$ミリオネア」を観たいと思いました。インド・ムンバイのスラム街を舞台にしたダニー・ボイル監督の作品です。
4月に日本での公開が始まるようです。楽しみです。
それに、滝田洋二郎監督作品にも注目していきたいと思います。「壬生義士伝」や「バッテリー」などDVDでじっくり観てみたいですね。
最新作は、「釣りキチ三平」です。そうですあの矢口高雄の大ヒット漫画の実写版を滝田監督が描くのです。子どもたちと是非、観に行きたいと思います。
「おくりびと」は、もう一度、映画館で観たいですね。心に響くいい作品です。このような日本映画が世界で評価されることは本当に嬉しい限りです。
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