野村県農林水産部長から「高病原性鳥インフルエンザ対策に係る国への緊急要望について」報告が届きました。
内容は、本日、村岡知事と柳居議長らが、農林水産省と総務省に出向いて鳥インフルエンザに対する緊急要望を行ったとするものです。
要望内容は、次の5点です。
1、養鶏農家の経営安定対策
種鶏場での発生により損害を受けたブロイラー農家への早期支援のための手当金や経営対策に係る補助金の早期交付
2、風評被害への対応
高病原性鳥インフルエンザに関する科学的知見や食品の安全性に関する迅速かつ的確な情報提供などの風評被害防止対策
3、高病原性鳥インフルエンザの感染ルートの早期解明
高病原性鳥インフルエンザの発生原因と感染ルート解明による抜本的な対策の早期実施
4、広域的な防疫体制の構築
県単独の備蓄資材だけでは対応が困難な大規模農場等での発生に備えた国による衛生資材の広域的な備蓄制度の構築及び調達
5、特別交付税による地方財政措置
県及び市町が独自に行う高病原性鳥インフルエンザ対策に要する経費の特別交付税による地方財政措置
農水省のあべ農水副大臣らは「今回の発生で損害を受けた農家への早期支援など、県の要望は事務方にしっかりと検討させたい。」と答えました。
総務省の大石事務次官らは「地方の財政運営に支障ができることがないよう努めてまいりたい。」と答えました。
また、今日午前0時をもって移動制限区域(3キロ)を解除し、併せて「第三回高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部会議」を開催し、高病原性鳥インフルエンザの終息宣言が行われる見通しとなっています。
引き続き鳥インフルエンザに対する皆さんの要望をお聞かせ下さい。
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