本日、大谷総務部理事から、「岩国基地関係の国の平成27年度当初予算案について」とする報告が届きました。
私が先日、本ブログで取り上げた県への交付金=「再編関連特別地域整備事業」は、新年度、歳出ベースで18億5200万円が計上されました。
「岩国飛行場等における施設整備等」は、昨年度、歳出ベースで588億8700万円だったものが、926億2000万円と大幅に増額されています。
内訳として、①岩国飛行場内に整備する指令部庁舎、家族住宅等の工事に要する経費、②愛宕山地区に整備する生活支援施設、陸上競技場等の工事に要する経費となっています。
以上を見ると、空母艦載機部隊の岩国移駐が既成事実化されようとする新年度予算だと言えます。
一言で言うと「岩国の沖縄化促進予算」だと言えます。
普天間基地移設の見通しが立つ前の空母艦載機部隊の先行移駐は認められないとするスタンスを県は本当に貫けるのかが大きく問われる局面です。
沖縄と連帯して、県民の運動を高めて、県に基本スタンスを守らせましょう。
一方で、住宅防音、周辺環境整備費など基地周辺対策経費は、昨年度より減額されていることも特徴です。
この点からもアメリカいいなり予算と言えるのではないでしょうか。
岩国基地関連の新年度予算に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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