本日、私の家に、県議会事務局を通じて、「林芳正先生防衛大臣就任祝賀会」なる案内がファックスで届きました。8月30日に山口市で開催されると書かれてあります。この行事の主催者は、地方六団体と自由民主党山口県支部連合会です。主催者世話人として以下の6氏が名前を連ねていました。「山口県知事 二井関成、山口県議会議長 島田明、山口県市長会会長 末岡泰義、山口県市議会議長会会長 行重延昭、山口県町村会会長 古木哲夫、山口県町議会議長会会長 向井恒夫、自由民主党山口県支部連合会会長 河野博行」
私は、今年2月県議会で、昨年12月に行われた「安倍晋三前内閣総理大臣を囲む会」と、今年1月に行われた「外務大臣就任祝賀会」の主催者として知事が名前を連ねた問題を取り上げました。
中国新聞は今年1月22日に、入閣祝賀行事に対して、中国地方の他の4県は、「県が主催になることはない」と答えたと報じました。私は、直接、各県に電話で確認しました。その結果、知事が主催者になることはないという事実と、祝賀会の会場で県職員が対応することはないことが明らかになりました。
私は、この事実を元に質問したところ、岡田総合政策部長は、「中国地方には、現時点では祝賀会に関与している県はないと聞いている」と答えました。また、山口県職員の祝賀会への関与に関しては、「安倍前総理を囲む会では、県スタッフ9名、高村外務大臣就任祝賀会には、15名という対応を」したと答えました。
そして、今後の対応については、「その都度、他の団体や関係政党と協議してまいりたい」と答えました。
知事は、他の団体や関係政党と協議した結果、「防衛大臣就任祝賀会」の主催者として名前を連ねたのでしょう。私は2月議会で「山口県の特異性は明々白々」と指摘しましたが、今回の対応で、山口県の特異性は極まったとの感想を抱きます。
山口県の特異性とは、知事が、自由民主党とともに、地方政治を私物化する行為だと考えます。
知事は、今からでも今回の祝賀会に名前を連ねることを撤回すべきです。そして、私は、祝賀会当日、県職員をスタッフとして派遣することは、他県に習って山口県は、行うべきではないと考えます。
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