議員日誌

萩市の建設中の広域農道から市道へ落石事故

 本日、宮内萩市議と一緒に、県萩農林事務所を訪ねました。案件は、萩市須佐の広域農道から市道へ石が落下した事故に関してです。幸い人身事故は発生しなかったようですが、工事中の広域農道から下を走る市道に大きな石が落下したことは事実のようです。

 私たちの問い合わせに対して、萩農林事務所の担当者は、「現在、事故の原因究明を行っている、そのことが明らかになるまで、工事を一部中止している。」ということでした。

 私たちは、事故原因と今後の対応について、地域住民に十分な説明を行うよう強く求めました。

 下関市の広域農道でも事故が発生したことは記憶に新しいところです。萩市の広域農道での事故を聞いてまたかとの感は否めません。徹底した事故原因の解明が今回も急がれます。

 萩市の地元では、市道の上になぜ広域農道の建設が必要なのかとの疑問が、今回の事故を受けて強まっているようです。市道の拡幅で十分ではないかという意見が広がっているようです。

 広域農道の建設によって農業を振興していく視点の見直しが必要なのではないでしょうか。燃油高騰で苦しんでいるのは、漁家だけではありません。農家の暮らしをも直撃しています。農業予算で道路を作ることは見直し、その予算を農家の暮らしを直接支援するために使えという声は当然だと思います。

 私は、今回の事故の原因解明の動向を注視していきたいと思います。そして、県内で建設中の広域農道の状況についても調査してみたいと思いました。

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  1. 一緒にいってもらうことができて助かりました。下関市の事故があったことから敏感になっているのでしょうね。下の市道は、通行量が少ないので人身事故にはなりませんでしたが、地元住民にはとても不安です。2回も落石があったことは大きな不信を招いています。必要性を感じない道路であることがさらに不安と不振を助長しています。万全な対策がおこなわれるように望んでいます。ありがとうございます。

    by 宮内 欣二 — 2008年7月24日 10:19 AM

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