東京出張の移動中、植松三十里著「リタとマッサン」を読みました。
この小説は、NHK朝のテレビ小説「マッサン」のモデルであるイギリス人女性リタと国産ウイスキーを誕生させた鶴竹政孝の夫婦愛を描いた物語です。
政孝は、単身でウイスキーの都、イギリスのスコットランドで勉強に励みます。そこで、リタに出会います。
90年以上前の国際結婚には、大きな苦難があったと思います。
戦争中、リタは特高からスパイ容疑で逮捕されそうになる場面が後半に出てきますが、そのような時代だったと思います。
そして、リタの支えを受けて、政孝は北海道で国産ウイスキーを誕生させます。
解説で作家の松本侑子さんは、「信念を持って生きよ、時を待て、というマッサンの声、夫婦は仲睦まじく、というリタの声を聞いて涙する」と書いていますが、まさにその通りの読後感です。
この本を読んで、国産ウイスキーを飲みたくなりました。
同時に、朝のドラマ「マッサン」が益々楽しみになりました。
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