日本PTA全国研究大会全体会で記念講演をされた高野優さんの近著「思春期ブギ」を読みました。
高野さんの子どもさんとのエピソードが漫画で描かれてあり、楽しく読みました。
同時に、高野さんと様々な方々との対談が参考になりました。
ラジオDJ山本シュウさんは、「1歳の子だって人権があって、気持ちや理由があるのに、それを無視して、『やめなさい、そんなこと!』って容赦なく叱る。これをぼくは『昭和チップ』と呼んでいます。」と高野さんとのインタビューに答えています。
私が子どもの頃、昭和世代の親から決めつけられて叱られ、憤慨したことを思い出しました。
私も、「ああしろ、こうしろ」と子どもの意向を無視して、押し付けようとすることが多々あります。
それは、私の体の中に「昭和チップ」があるからだと気づきました。
思春期の子どもに「昭和チップ」の発揮は、百害あって一利なしだと思います。
自分の弱点は「昭和チップ」によるものと認識できた事で気持ちが軽くなりました。
そして、「昭和チップ」を抑制しながら、子どもと向き合っていこうと思えるようになりました。
4人の子どもがそれぞれの表し方をしながら思春期を生きています。
大人になる関門に立ち向かう子どもたちをしっかり支えていこうと思いました。
思春期の子どもを持つ保護者の皆さん、高野優さんの「思春期ブギ」おすすめです。
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