2000年4月から日本テレビ系で放映されていたドラマ「永遠の仔」を観ました。
1時間番組の12話ですから、約1週間かかり、ようやく観終わることができました。
原作は天童荒太さんの同名小説です。
児童虐待が原因で児童養護施設で育った3人の主人公が、再会し、様々なドラマが展開していきます。
児童虐待は、今日的に極めて重大な社会問題の一つと言えます。
今朝の山口新聞に、全国の児童相談所が昨年度に対応した児童虐待の件数が、前年度10・6%増の7万3765件で、過去最高を更新したことが厚生労働省のまとめで明らかになったとの報道がありました。23年連続の増加で、初めて7万人を突破したということです。
山口県でも、238件の児童虐待事案が発生しています。
ドラマで描かれた2000年当時より、児童虐待発生状況が、7倍になっていることは深刻です。
このドラマで分かったのは、児童虐待は、子どもたちの心に大きな傷を残し、そのことが将来に大きな影を落とすものだということです。
私も、児童虐待への対応など児童福祉の問題を議会で繰り返し取り上げています。
児童虐待を可能な限り生まないように、子を持つ家庭を支援する体制を強化することがなにより大切だと思います。
事案が発生した場合にも、問題が深刻化しないための支援体制を強化することが大切だと思います。
私は、約10年前から、児童虐待防止のオレンジリボンを背広に付けて活動しています。
子どもを安心して産み育てられる環境の整備が急がれます。
天童荒太さんの原作を読み直してみたいと思います。
児童虐待問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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