今日は、議会運営委員会。6月議会に提案される一般会計補正予算の概要が明らかになりました。
財政課は、6月補正予算編成の基本的考え方は「平成26年度当初予算は、経常的経費や継続事業を中心とした『骨格予算』として編成したため、6月補正予算は、新規事業や政策的な判断を要する事業を追加で措置する、『肉付け予算』として編成」したとしています。
6月補正予算は、333億円で最大のものは、公共事業費関係費の追加確保の318億円となっています。同時に、やまぐち産業戦略推進計画関連が、207億円となり、これらが肉付けの主なものとなっています。
私が議会で指摘して前進した点の第一は、私立学校運営費補助の上乗せです。6月補正予算で、高校全日制で生徒一人当たり1000円が増額されました。
二つ目は、中央児童相談所等の整備事業についてです。狭隘化・老朽化した中央児童相談所の建て替えが求められていましたが、山口市吉敷下東の旧消防学校跡地に、中央児童相談所・知的障害者更生相談所・身体障害者更生相談所・精神保健福祉センター・発達障害者支援センターを統合した施設が平成30年度までに建設されることになりました。
一方で、肉付けられるだろうと期待していた子育て支援は、「やまぐち子育て連盟」の設立や小児救急医療電話相談の時間延長などに留まりました。
乳幼児医療費助成制度の拡充などについては、6月補正予算には反映されませんでした。
6月補正後の予算規模は、対前年度当初予算に比べて-66億円となっています。9月補正予算以降に、本格的な子育て支援策が予算化されるように引き続き、県に必要な要請を行っていきたいと思います。
6月補正予算や県政全般にかかわる皆さんの要望を引き続き藤本までお寄せください。
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