「イキガミ」の感動が頭の中を占める中、今朝は、宇部市労働者後援会の皆さん方と宇部興産前と宇部市役所前で、宣伝活動を行いました。私は、時田宇部市議と一緒にマイクを握りました。
市役所前では、「私は、昨日、『イキガミ』という映画を観ました。『国家繁栄維持法』の元、20歳前後の青年が国家によって殺される物語です。亡くなる24時間前に公務員の方が死亡通知書を届けます。今、この国は、国家が国民の強制的に殺すところまで行っていませんが、生活保護のカットなどで、それに近い状況が生まれているのではないでしょうか。」などと訴えてしまいました。
さて、「イキガミ」の主題歌がまたいいのです。フィルハーモユニークというバンドが歌っています。
「争いは嫌いだが心の中ではいつも誰かにピストルを向けたりしている 人をつき落としても上がりたい表彰台何かが欲しくて何かを目指して 誰もが現在のみちしるべを探している」
「これから先歩む一歩が死に行く一歩でなく生きゆく一歩であれ これから先歌う言葉が恥ずかしながらも人の心を打つ様にと それが私のみちしるべ」
今の時代が向おうとしている方向への危機感とそれを変えようする気持ちに共感できる詞です。
「五郎川陸快」さんの野太い声もいいですね。
「みちしるべ」と言えば、私はこの文章を思い出します。
久野収、鶴見俊輔両氏の書いた「現代日本の思想」という本の一文です。
「すべての陣営が、体勢に順応して、右に左に移動してあるく中で、日本共産党だけは、創立以来、動かぬ一点を守りつづけてきた。それは北斗七星のように、それを見ることによって、自分がどのていど時勢に流されたか、自分がどれほど駄目な人間になってしまったかを計ることのできる尺度として、一九二六年から一九四五年まで、日本の知識人によって用いられてきた」
久野氏らは、日本共産党の戦前の活動を「北斗七星」に例えましたが、戦前と同質の時代になろうとしている今、日本共産党は、現在の人々に未来を示す「みちしるべ」になる時だと思いました。
私は、その一員として、当面する総選挙で大いに政策を訴えていきたいと思います。
「私が喋る言葉が、恥ずかしながらも、人の心を打つ様にと」願いながら、誠心誠意訴えていきたいと思います。
そして、「フィルハーモユニーク」というバンドにも注目していきたいと思いました。
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