議員日誌

勝ち続ける意志力

 先日のNHKラジオにプロ・ゲーマーの梅原大吾さんが出演していました。

 33歳でありながら、冷静で道理を得た梅原さんの発言に興味を抱き、彼の著書「勝ち続ける意志力」を読んでいます。

 17歳でゲームの世界一になった梅原さん。2010年には、「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」として、ギネスに登録されました。

 梅原さんは、「ゲームしかない自分に嫌気がさし、こんな自分でいいのかと自問自答する辛い毎日」だったと10代の自分を振り返っています。

 お父さんからは、「もしお前が本気でやりたいことがあるんだったら、いくらでもサポートしてやるから何かみつけて徹底的にやれよ!」と言われ続けたとあります。

 私は、この本で、父親として子どもを見る眼を考え直しました。

 自分は両親と対立し、好きな道を選んだにも拘わらず、子どもたちを、枠にはめる発言をしている自分に気づかされました。

 子どもを信じて、しっかり受け止める親としての度量が必要だと感じました。

 そして、梅原さんの「勝ち続ける意志力」は、浮足立ったものではなく、地に足がしっかりついた言葉で語られています。

 いくつか紹介します。

 「相性がいい、得意だからと言って努力を怠るような人は勝ち続けられない。過去の実績に頼る人と言い換えてもいいだろう。」

 「勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことでバランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。」

 私は、26歳から4年ごとに合計6回の選挙を戦ってきました。

 梅原さんの言葉が心に響きます。

 梅原さんにとっては、ゲームの一試合一試合が勝負なのでしょうが、私にとっては、一演説、一議会、一選挙が勝負だったと思います。

 それぞれが、上手くいくときばかりではありませんが、一演説、一議会、一選挙、努力を怠らず、真摯に準備をして臨むことの大切さを梅原さんの本から学びました。

 来年の一斉地方選挙を戦う意志を再確認できたという点でも貴重な内容でした。

 まだ若い、全く分野の違う梅原さんの発言ですが、これからも注目していきたいと思います。

 仕事にも子育てにも大いに役立つ内容でした。

 梅原ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。

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