文部科学省は、22日、小学6年と中学3年を対象とした7回目の全国学力テストを実施しました。
県内では、約2万4100人がテストを受けました。
今回から、市町村教育委員会が学校別結果を公表することや、都道府県教育委員会が市町村教委の同意を得て市町村別や学校別の結果を公表することが可能とされました。
山口県教委は、「過度な競争や序列化をまねく恐れがある」などとして公表はしないことにしています。
全国学力テストは、平均点を一点でもあげて競争することが目的化して、教育をゆがめてしまうのではないかと危惧します。
また、全国学力テストの国の予算は61億円です。
私は、全国学力テストの予算を教職員の増員や少人数学級化に回すことの方が、一人ひとりの子どもたちの学力を向上させる上で急がれる対応だと考えます。
県内で、学力テストの結果は公表はされないものの、各学校や各市町教育委員会や県教委で、結果に右往左往する状況が聞かれます。
県教委は、これからも結果の公表を行わないという姿勢を堅持し、学力テストの意味そのものを再検討すべきだと思います。
我が家でも中三の次男が学力テストを受けました。
皆さんは、全国学力テストをどのようにお考えですか、ご意見をお聞かせ下さい。
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