松本清張原作「時間の習俗」のドラマが先日、フジテレビ系で放映されました。
録画したものを観ました。
「点と線」の名コンビ三原警部補と鳥飼老刑事が、再び事件に挑みます。
今度は、神奈川県の相模湖畔での事件と北九州市の門司でのアリバイをどう立証していくかです。
小説は、読んでいる最中ですが、ドラマとは全く設定が違います。
ドラマでは、重要な容疑者・峰岡が、エリート国会議員でしたが、原作では、タクシー会社の専務です。
ウィキペディアによると、この作品のドラマ化は今回で、三度目のようです。
三原役の内野聖陽さんが好演していました。
しかし、ドラマの骨格は清張さんの推理小説が十二分に生かされています。
松本清張原作のドラマや映画は、可能な限りチェックすることにしています。
今でも1年に数回は、清張作品がドラマになっています。
清張さんの骨太に社会と人間を斬る目が新鮮さを失わないからでしょう。
原作は、昭和37年に出版されました。私が生まれる前の作品です。
東京から福岡行の飛行機が伊丹経由であった時代の作品ですが、小説の中では、飛行機が大きな役割を発揮します。
原作を読み清張さんと対話したいと思います。
清張ファンの皆さん、おすすめの作品を紹介下さい。
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