今朝、5時半過ぎに教頭先生から電話がありました。「雨のため、運動会を中止しましょう。」。その後も雨が続き、宇部市内で予定されていた運動会はどこも中止されたことでしょう。
子どもたちは、午前中授業のため雨の中、学校に行きました。
私は、急に空いた時間を利用して、一つは、昨日の講演会の支払いに回りました。二つ目は、秋芳に水を汲みに行きました。三つ目は、映画「おくりびと」を観に行きました。
先日聴いていたNHKラジオの映画紹介で、「おくりびと」が評価されていました。とても観に行く時間はないと思っていましたが、急遽、映画館に行くことにしました。フジグランウベのシネマスクエア7の小さめの会場での上映でしたが、私より上の世代を中心にほぼ満席でした。この作品は、第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞したようで、口コミで評価が広がっているのでしょう。
本木雅弘扮する主人公の小林は、オーケストラのチェロ奏者でしたが、突然、リストラされます。故郷の山形に帰り、職を探します。「旅のお手伝い。NKエージェント」の広告を見て小林は面接に向かいます。小林は面接で、NKとは、納棺の頭文字で、仕事は納棺師だと知ります。小林は採用されますが、妻に納棺師と言えないままです。ある日、夫が納棺師だったと知った妻は、「汚らわしい」と、夫を罵倒し、実家に帰ってしまいます。その後は、・・・・。
ストーリーはこれ位にしておきます。今年も多くの映画を観てきましたが、「こくりびと」は心に沁みる秀作でした。死に向き合うことの大切さをこれほど真剣に分かり易く説いた映画は初めてです。
これからの人生で、この映画のことを繰り返し思い出すだろうなと思える作品でした。よく泣かせられるし、よく笑わされる映画です。ぜひ、お勧めします。
次なる映画も見つかりました。「山桜」です。この映画が封切られた時に、県内での上映はありませんでしたので、行けず仕舞いでした。ついに「山桜」が来月末から宇部市で約1ヶ月間上映されます。原作は、藤沢周平。是非、観に行きたいと思います。
PTA会長として初めての運動会ですが、明日は出来るでしょう。明日の朝は開始の号砲を鳴らすことが出来るよう、今日は早く休むことにします。
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