本日は、議会運営委員会が行われ、来月4日から3月県議会が行われることが決まりました。
同時に、本日、新年度予算の概要が発表されました。
概要では、最初に「編成の基本的考え方」が明らかにされています。
考え方には、「一般会計については、通年予算ではありますが、経常的経費や継続事業を中心とした、いわゆる『骨格予算』として編成しました。」「新規事業や政策的な判断を要する経費は、今後、いわゆる『肉付け予算』として、追加の補正予算措置を講じる予定としています。」とあります。
このため、一般会計予算規模は、6533億4百万円で、対前年度比、-399億5千500万円となりました。
歳入予算の特徴の第一は、消費税引き上げで、50億7600万円が増加したことです。
歳出予算の特徴の第一は、公共事業関係費が対前年度比-425億2千500万円で、-50%となっていることです。
第二は、考え方にもあるように、国が制度を創設した給付型奨学金など以外の暮らしにかかわる予算は、継続事業が中心であり、30人学級化や私学助成なども前年度並みの対応となっています。
村岡知事は、「6月県議会で『肉付け予算』を組む」考えを今日の記者会見で示したようです。
国の地方財政の伸びが1.8%ですので、6月県議会で肉付け補正予算を組む財源は、約500億円と予測されます。
しかし、公共事業関連費が少なくとも425億円組まれることが予測されますので、肉付け予算の中で、暮らしにかかわる「新規事業や政策的な判断を要する経費」にさける予算額は、数十億円に限られる可能性が明らかになってきました。
本日、学校法人山口朝鮮学園などから「私立外国人学校特別補助金」の新年度予算計上を求める要望書が提出されました。
私は、この補助金の復活を始め、30人学級の拡大など、県民要求に答える積極的な対応が求められていると思います。
3月議会では、6月議会での肉付け予算編成に向けて、村岡知事へ県民要求を積極的に届けたいと思っています。
皆さんの切実な要望をお聞かせください。可能な限り3月議会に反映していきたいと思います。
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