議員日誌

一般県道琴芝際波線に関するワークショップに参加しました。

 本日行われた、一般県道琴芝際波線に関わるワークショップに西宇部小学校PTA会長として参加しました。JR宇部駅周辺は、県下屈指の慢性的道路渋滞地域で、改善が急がれいます。この間、県道宇部船木線や琴芝際波線の改修が部分的には行われてきましたが、根本的な解決には結びつかず、今回のワークショップの開催となりました。

 今回のワークショップは、パブリックインボルブメント(市民参画型の道路計画づくり)の手法で行われるものです。ですので、課題の整理にとどまらず、計画案の決定まで本パークショップが関与することになります。山口県で、パブリックインボルブメントの手法で道路の計画づくりが行われたのは、今回で2例目のようです。貴重な議論に参加できることには、感謝しています。

 私は、今回、ワークショップに参加してみて、議論の前提として、「道路整備の要否も含め幅広く検討する」とのスタンツに立っている点や、沿線住民に対してアンケートを実施するなど、住民参画で道路計画をつくる手法には、理解できる点が多々あると感じています。

 一方で、一言いいたいこともあります。一つは、コンサルタントがワークショップを運営したことです。今年度のワークショップの運営は広島県の中電系のコンサルタントが、業務委託契約(約800万円)によって受託していました。参加者から「広島県から来たものが、宇部の道路がわかるのか」と野次が飛んでいました。本当にコンサルタントへの委託が必要だったのか、その上で、なぜ、広島の業者が受託したのか疑問が残ります。

 問題点の二つ目は、横文字の多さです。「パブリックインボルブメント」「ワークショップ」「ファシリテーター」など、あまりにも横文字が多いのではないでしょうか。住民参画といいながら、住民を遠ざけているような横文字の乱用は改めるべきではないでしょうか。

 とにかく、本ワークショップに今年度、参画することになりました。問題点を克服しながら、住民の意思がしっかり反映されるワークショップになるよう、今後も必要な発言を行っていきたいと思います。

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