坂本順治監督の映画「北のカナリアたち」をビデオで観ました。
坂本順治監督の作品は、最新作品の「人類資金」を観ました。
坂本作品のすばらしさを再認識して、これまでの作品を見直したいと思っていました。
この作品で、音楽を務めたのは川井郁子さん。
PTAの研修会で川井さんの講演を聞きました。話の中でこの映画のことも出ていました。
原作の湊かなえさんの作品はいくつか読んでおり、心理描写の巧みさに感服しています。
映画は、とても感動的でした。
ラストは、涙が止まりませんでした。
森山未來演じる弘晃が後半「辛いけれど生きていかなければならないのか」と吉永小百合演じるはるに聞くシーンは忘れることが出来ません。
この作品は、生きる意味を問い直すすばらしい出来栄えです。
私は、中山間地域で育ち、小規模学校で中学校までを過ごしました。
映画を見ながら子どもの頃を思い出していました。
この映画は、第36回日本アカデミー賞で、12部門の優秀賞を獲得しました。
木村大作さんの撮影が作品に深みを与えています。
この作品は、映画館で観るべきだったと後悔しました。
坂本監督、いい作品をありがとうございました。
次回作を大いに期待しています。
湊さんの原作を読み直したいと思います。
映画は、心を豊かにしてくれます。
この作品を観られた皆さん、感想をお聞かせ下さい。
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