65歳を超える重度障害者の後期高齢者医療制度加入は
8月1日から強制しません
藤本県議は、4月に遡れと主張
藤本県議は、六月二十四日に一般質問で登壇しました。本号から順次報告していきます。
藤本県議は、六十五才以上の重度障害者の後期高齢者医療への強制加入問題を質問しました。前期高齢者の重度障害者が後期高齢者医療に入らなければ、重度心身障害者医療費助成制度の対象外とした問題で、二井知事は、五月の記者会見で改善を明言しました。藤本県議は、知事の判断について「県内の障害者団体の方々の要請を受けて二月県議会の厚生委員会の中で唯一論戦を行ったものとして、遅きに失したとはいえ、評価する」と述べました。知事は、自民党の代表質問で、八月一日から改善すると答弁しました。藤本県議は、「改善は、四月に遡って対応すべき」と質しました。今村健康福祉部長は「後期高齢者医療制度の施行当時においては、国の医療保険制度を補完するという観点から、同制度への加入を条件としたもので、適切な判断であったと認識しており、遡っての適用は考えていない。」と答えました。
採血穿刺器具問題で質疑
藤本県議は、県議会厚生委員会で、採血用穿刺器具の使用問題について質疑を行いました。
県は、県内での採血用穿刺器具の使用実態の調査結果を発表しました。発表によると、県内で、針を交換せずに、器具を使用した事例はなかったものの、器具を複数人で使用した施設が二百二十四箇所ありました。また、県立施設では、総合医療センターと萩看護学校で新たに器具の使用が明らかになりました。委員会の冒頭、今回の件に関し、今村部長から、指導の徹底不足と県立施設での事案の発生に対して遺憾の意が表明されました。
藤本県議は、県立施設で不適切な使用を受けたとする患者さんが検査を受けようとした場合の費用は無料にするよう求めました。これに対して県は、無料にすることを明言しました。
藤本県議は、真空採血管ホルダーについて質問しました。県は、現時点で厚生労働省から調査の依頼はないし、調査する意向はないと答えました。
藤本一規生活相談所が浜町に8月より移転
藤本一規生活相談所が八月より移転します。
新住所は、宇部市浜町二丁目一二-四四です。
電話番号は、変わらず三七-四九一九フアックスは、三七-四九二〇です。
平日の午前中は、有田所長(〇九〇-八二四四-三〇四二)が常駐しています。
尚、弁護士による無料法律相談も、八月から新事務所で行います。
一気
県議会厚生委員会の環境生活部の審議で、この間、私が主張してきたことがいくつか前進しました▼第一は、今議会に「循環型社会形成推進条例」の改正です。私は、フェロシルトという県外廃棄物が山陽小野田市に搬入される問題を取り上げ、県外廃物のチェック体制の強化を主張してきました。今回提案された条例案には、①県外廃棄物を搬入しようとする事業者に届出を提出させる②勧告に従わなかった事業者の勧告内容を公表することができる、この二つが加えられました▼二つ目は、アルゼンチンアリ対策です。委員会で、山口県や広島県などでつくるアルゼンチンアリ対策広域推進協議会が国の外来生物防除事業の交付金を要望していた問題で、先週末、国が交付の内定を通知してきたことが報告されました。日本共産党の提案が実った瞬間です
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