いよいよ明日が一般質問です。今議会も与えられた時間を精一杯使い、県民本位の県政実現のために努力したいと思います。
私が質問する項目で県民の皆さんから様々な反応が返ってきます。特に、反響が大きいのは、採血器具使い回し問題です。山口県は近々、県内医療機関での使用実態を明らかにするでしょうが、その数は想像以上に多くなるのではないかと危惧しています。
その背景の第一は、H18年の厚生労働省通知を県は、医師会などの医療従事者団体にとどめ、各医療機関まで徹底していなかったことです。もう一つは、製造販売業者の対応の不十分さです。器具には、「複数患者使用不可」のシールを貼るよう厚生労働省から指導されていましたが、そのことが履行されていない実態があったことが、多くの医療従事者の証言で明らかになってきました。
結局、不適切な器具の使用をしたのは医療機関ですから、その責任を回避することは出来ないと思います。しかし、今後、不適切な器具を使用したとされる患者さんのフォローを医療機関だけの責任にしていいのでしょうか。
例えば、岩国市で不適切な器具の使用があった患者さんが、現在下関市に住んでいるとします。このような患者さんを岩国市に行って検査してもらえと指導するのは、いかがかと思います。
県も県内での不適切な器具の使用を防止する通知を十分に医療機関に徹底しきれなかった責任がある訳ですから、医療機関と連携して、一緒に患者さんへの対応に当たるという姿勢が必要だと思います。
私は、この間、医療機関に出向いて、実際の器具を見せていただき、医療従事者の方々の意見を聞いてきました。そこで出された話も生かして、県内での採血器具の不適切な使用問題が少しでも改善に向かうよう、明日はしっかり質問していきたいと思います。
その他、旧美東町の土地開発公社の問題は、関係者の傍聴もあるようです。この問題もしっかり質問したいと思います。
今日は早く休んで、明日に備えることにいたします。
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