本日、宇部市シルバーふれあいセンターで上映された中村柊斗監督の映画「アオギリにたくして」を観ました。
逓信省で働く田中節子。職場で被爆します。
原爆で片足を切断するしょう害を負いますが、職場復帰を果たします。
職場にある被爆アオギリが芽を出していることを知り、保護し、アオギリ二世三世を広げる活動に取り組みます。
東日本大震災の直後に命を落とします。
田中節子のモデルは、被爆体験を語り継いだ沼田鈴子さんです。
被爆者として生きた彼女の激動の戦後の物語が映画に生かされています。
福島原発事故が発生した日本で、原発の再稼働や新増設が行われようとしています。
今こそ広島原爆の事実を想い起こす時です。
一人でも多くの方に観ていただきたい映画だと思いました。
上映会の後、中村柊斗監督の舞台あいさつがありました。
「大資本がバックではないので、資金的に苦労した」とのエピソードに感激しました。
製作の中村里美さんとプロデューサーの伊藤茂利さんによるミニコンサートも行われました。
ミニコンサートを行う中村さんと伊藤さん
上映会場で、被爆アオギリの種を買ってきました。
来春、子どもたちと一緒に育ててみたいと思います。
我が家に被爆アオギリを植えることが一つの夢となりました。
今日は、いい映画を観させていただきありがとうございました。関係者の皆さんに感謝いたします。
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