本日、日本共産党宇部市議団(団長荒川憲幸)と私とで、知事と市長に二つの申し入れを行いました。
一つは、「宇部市でアルゼンチンアリの生息が確認されたことに伴う申し入れ」です。
申し入れは、第一に、「アルゼンチンアリの生息状況を、藤山地域はもとより、全市的に調査すること」です。第二に、「調査結果とアルゼンチンアリの生態や現時点での防除方法を市民に周知すること」です。第三は、「アルゼンチンアリの防除について抜本的な対策を国に強くもとめると同時に、市民への支援を行うこと」です。宇部市は、井本環境部長が対応しました。まず、宇部市は、「アルゼンチンアリ対策広域協議会」に参加する意向であることが明らかにされました。また、防除方法については、広報などで市民に周知したいとの意向も示されました。県は、山口県宇部環境保健センターの生活衛生課が対応しました。県宇部環境保健センターとしては、今後とも市民の要望があれば、個体の調査を行う意向であることが示されました。その他の問題については、県自然保護課に要望の趣旨を伝えるということでした。
二つ目は、「新幹線高架橋コンクリート片落下事故に伴う申し入れ」です。第一は、「今回の事故に対し、厳しく抗議すると同時に、事故原因の解明と再発防止策の徹底をJR西日本に強く求めること」です。第二は、「各行政が保有する橋梁についても、同等に劣化が生じていないかどうか緊急に点検を行いその結果を市民に公表すること」です。
宇部市で対応した担当者は、部長とも協議して対応を検討したいということでした。県で対応した宇部土木建築事務所の職員は、第一については、県交通運輸対策室がJR西日本に抗議を行ったようだと説明しました。その後、県交通運輸対策室の担当者に確認をすると、5月13日に口頭で、県等に事故の連絡がなかったことに抗議すると同時に、原因の究明と再発防止策の徹底をJR西日本本社の担当者に申し入れたということです。今後の対応については、県の申し入れのJR西日本の対応状況を見て検討するとのことでした。第二について県宇部土木建築事務所の担当者は、平成18年度から構造物の強度をチェックするシステムを構築し、県宇部建築事務所管内では、職員による各構造物に対する点検が行われたところであることが説明されました。
今後ともこれらの問題を注視していくと同時に、今後発生するであろう様々な事案についても、市民の安全・安心の観点から迅速に対応したいと考えています。本日申し入れを行った問題について、また、皆さんの身の回りで発生している問題について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
宇部市井本環境部長に申し入れ書を渡す私
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