議員日誌

自衛隊空域の米軍使用実態が明らかに

 5月11日、日本共産党山口県委員会は、政府の省庁と交渉しました。
 防衛省では、「自衛隊訓練空域の米軍使用の『調整』結果については、事前に関係自治体に情報提供すること」を要請しました。
 防衛省運用企画局運用支援課(管制・空域管理担当)松本防衛部員は、「米軍の運用にかかる情報のため、事前の提供は差し控えてきた。今後も事前に提供することは、差し控えたい。ただ『調整』の実績については、これまでも党の国会議員の要請に応えて、事後、情報を整理したうえで提供させて頂いている。今後についても、例えば関係自治体から情報提供の要請があれば、対応したい」と答えました。
 防衛省が井上哲士参議院議員に提出した記録は、全国28ヶ所ある空域の使用統制機関とされた各自衛隊基地が、米軍からの使用通報を受けて「調整」を行ったものです。2011年1月から今年2月までの飛行日数と飛行時間が記されています。
 中国地方にまたがる「エリア567」は、自衛隊専用空域「エリア7」と「エリアQ」と重なり、地表面から高度7000メートルまでの空域を占めています。
 同エリアでの空域使用は、この資料では、453日、2582時間に及んでいます。
 私は、今後、山口県に対し、防衛省の資料を請求するよう求めていきたいと思います。
 いずれにしても傍若無人な米軍機の低空飛行訓練は、中止すべきです。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。