私たちが、「住民投票を力にする会」と連携して支援してきた井原前市長が、1780票という僅差で落選しました。私は、告示後、三日間応援に岩国に行きましたが、悔しいというのが率直な感想です。これほど選挙結果に対して悔しいと思った選挙は過去なかったと思う程、悔しいです。
この結果を受けて、岩国の世論は変わったと一部報道されていますが、私は変わってはいないと思います。朝日新聞は、「福田氏に投票した人のうち艦載機移転に賛成は3割」と報道していることがこのことを裏づけています。私たちは、この市長選挙で築かれた市民との共同を更に発展させ、艦載機移転をゆるさないたたかいを大きく前進させたいと思います。
市民の暮らしの深刻さや地方切捨ては、自民党政治が作ったものですが、自民党国会議員としてそのことを進めた責任は、棚上げして福田氏は、あたかもそれは、井原市長の責任かのような論戦を行いました。この論戦の誤りが打ち破れなかったことが、もう一つ悔しい点です。
福田氏は、「小中学校の耐震化を5年以内に実現する」「保育園料や児童の医療費や給食費の値下げまたは無料化」を進めるなどと公約しました。この公約が本当に実現できるのか今後注目しなければなりません。
そして、何よりも、艦載機移転は、「国いいなりになるつもりはありません。」と公約しています。この公約が実現できるのかが今後の最大の課題ではないでしょうか。
もし、この公約が実現できないのなら、岩国の新たなたたかいが始まるのだと思います。
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