大学のサークルの同期会から今帰ってきました。直前に体調を崩して参加できなかった人もいたので、10人程度の集まりになりましたが、大いに近況を語り合い、和やかな集いとなりました。昨日のブログで、同期会は、今回で、7回目と書きましたが、長崎で1回やりましたので、8回目でした。9回目の幹事は、四国出身で、東京在住の人に決まり、四国か東京で2年後を目安に開かれることになりました。
今日は、今から日本共産党宇部市後援会新春のつどいが開かれるので、朝早く大阪を出発しました。子どものおみやげを探しながら、新大阪の駅の本屋で、鎌田實さんの「なげださない」を買いました。帰りの電車の中で、半分読みました。鎌田さんが出会った「なげださない」人たちの物語です。
どの章にも感動しましたが、とりわけがんと闘ってきた朝日新聞の記者上野創さんの章で、上野さんの奥さんが語ったこの言葉は、心に残りました。
「人はなぜ生きるのでしょう。きっと死ぬまで生きるために、生きるんだと思います。」「自分の人生を最後まできちんと生きるために人は生きているんだ。」
私の座右に、時実新子さんの一句が大きく書かれたボードを置いています。「今ぞ今 死は生きること 生きて死ぬこと」この句に通じるものの見方を感じました。
鎌田さんは、上野夫婦の章をこのような文章で結んでいます。「しっかり働き、大いに遊び、おいしく食べ、よく笑い一日一日を大切に積み重ねた。」
私は、同期会の余韻を感じながら、「なげださない」を頷きながら読みました。1泊の小旅行でしたが、旅は、人生を見つめ直すいい機会です。
それでは、新春のつどいに行ってきます。次回の同期会を楽しみに、今日もしっかり働きます。
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ブログのアクセス順調に伸びていますね。なかなか面白いですよ。
1日はお世話になります。お会いできるのを楽しみしています。
by たなべあきお — 2008年1月27日 22:25 PM