山田洋次名作映画DVDマガジンVol.5「学校」を観ました。
1993年の作品。今から30年前の作品です。私が、28歳の時、この作品は映画館で観ました。
黒井先生役の西田敏行さんが46歳の時の作品です。ほぼ今の私の年齢です。
舞台は、夜間中学校。
生徒は、在日外国人など様々な問題を抱えた人たちです。
山田監督の言葉がマガジンの冒頭に引用されています。
「学ぶということがどんなに喜びであるか、教えるという仕事がどれほど手ごたえの確かな、生涯を捧げるにふさわしい素敵な職業であるか、ということを、そして学校が楽しい所であってどうしてそうならないのだ、ということをこの映画の中で描きたいのです。」
映画の中でイノさん演じる田中邦衛の演技が圧巻です。
芸歴を重ねた大俳優が読み書きを勉強している中年の生徒を演じますが、本当に、このような人がいるような、生きている人物を演じきります。
20代の私は、映画館で涙したのでしょうか。
40代の私は、テレビの前で涙涙です。
次回作は「故郷」。大いに期待します。
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