議員日誌

岩国基地対策会議に参加

 今日、日本共産党山口県委員会岩国基地対策会議が岩国市で行われ、参加してきました。

 小泉日本共産党中央委員会基地対策責任者が出席し、情勢報告を行いました。

 小泉責任者は、この間の選挙結果の特徴を報告。

 FCLPの訓練施設とされている鹿児島県馬毛島をかかえる西之表市長選挙では、訓練施設反対を訴える現職が勝利しました。また、沖縄県浦添市長選挙では、那覇軍港移設反対を訴える新人が勝利しました。

 小泉責任者は、「来年の名護市長選挙が注目される。『米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること』とのオール沖縄の建白書が政府に提出される状況の中で、普天間撤去を訴える現職市長が再選されれば、普天間撤去を求める沖縄県民の声は決定的になる」と報告しました。

 小泉責任者は、空母艦載機部隊の岩国基地移設が3年延長されたことについて「岩国でのこれまでのたたかいの成果だ」と述べました。

 小泉責任者は、米軍の環境レビューでオスプレイの訓練施設とされているキャンプ富士内の地権者が反対していることを報告。

 オスプレイの運用に関し、昨年11月2日、防衛大臣が記者会見で、キャンプ富士と岩国飛行場での訓練内容に関し、「低空飛行運転、あるいは空中給油機の訓練、あるいは各種の後方支援訓練、この3つの訓練が入っている」と述べたことを示し、「岩国基地はオスプレイの出撃基地になる可能性がある」と指摘しました。

 私は、小泉責任者の報告を聞いて、全国で、米軍再編が行き詰ってきていることを実感しました。また、その背景には、全国で基地撤去などを訴える運動があることを痛感しました。

 そして、沖縄県の総意である建白書を読み、山口県の基本スタンスである「普天間の見通しがたたないうちに、空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない」の立場の重要性を再認識しました。

 山口県は、沖縄県と連帯し、空母艦載機部隊の先行移駐反対の立場を鮮明にして、日米両政府に、米軍再編計画の抜本的見直しを求めるべきだと今日の会議で痛感しました。

 米軍再編計画やオスプレイ配備に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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