議員日誌

ライフ オブ パイ トラと漂流した227日

 今日、次男と映画に行きました。

 次男は、「青のエクソシスト」。私は、アン・リー監督の「ライフ オブ パイ」を観ました。

 この映画は3Dで有名ですが、息子と時間を合せる関係で、”2Dの字幕版を観ました。

 2Dではありましたが、嵐のシーンや主人公のパイがトラのパーカーと対峙するシーンは迫力満点でした。

 パイがなぜ227日漂流し、生還出来たのか。

 パイは、トラのパーカーがいたから出来た、感謝していると語ります。

 パイは、初めて魚を殺すときに魚に謝ります。

 パイの漂流を通して、私たちに、生きるとは何かを語りかけます。

 近代社会の中で私たちは、自然からかけ離れた世界で生きているように感じますが、自然なしに、私たちは一日たりとも生きていけないことをパイの漂流から知る事ができます。

 子どもたちにも観てほしい映画です。

 この作品は、第85回アカデミー賞に11部門でノミネートされています。

 アカデミー賞へのノミネートと言えば、「レ・ミゼラブル」も同様です。

 作品賞は、「パイ」か「レ・ミゼラブル」か、はたまた他の作品か、2月25日が楽しみです。

 また、この映画の原作であるヤン・マーテルの「パイの物語」は、イギリスの文学賞である2002年度ブッカー賞を受賞しています。

 原作にも挑戦中です。映画を観た後なので、スイスイ読めています。

 生きることや地球について広い視野と深い視点で考え直すことの出来る映画です。

 私に深い感動を与えてくれた映画でした。

 もう一度、観たいとも思う映画でした。

 「ライフ オブ パイ」をご覧になった皆さん、感想をお聞かせ下さい。

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