以前のブログでも書きましたが、NHKでドラマになっている「いつか陽のあたる場所で」の原作シリーズを読んでいます。
原作との違いなどを確認しながらドラマを楽しんでいます。
一作目「いつか陽のたる場所で」を読んで、「すれ違う背中を」を先日読み終え、今日書店で最新刊の「いちばん長い夜に」を購入しました。
原作者である乃南アサさんによる「あとがき」を読みました。
原作が執筆され足かけ7年。この本でこのシリーズが終了するとのことでした。
そして、2011年3月11日、乃南さんと編集者の方は、主人公の江口綾香の暮らしていた地域としている仙台を取材中だったそうです。
午後2時46分、巨大地震に見舞われたそうです。
その様子は、もう一人の主人公芭子の体験として、この本で登場するようです。
東日本大震災からもうすぐ1年11ヶ月。2年を迎えるのももうすぐです。
私は震災後の岩手県宮古市やその周辺にボランティアで尋ねたことを想い起こします。
綾香と芭子の暮らしを追いながら、「いちばん長い夜に」で乃南さんの震災体験をも追体験したいと思います。
被災者の方々と綾香と芭子に幸あれと祈りながら、シリーズ完結作「いちばん長い夜に」を読み始めようと思います。
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