赤旗日刊紙に「ハケン集う駅―追跡グッドウィルの日雇い―」というシリーズが始まりました。このシリーズは、次のような派遣労働者の告白で始まります。
「派遣先は西部運輸の倉庫内作業だとグッドウィルから聞かされていた。駅前から、トラックのアルミ金属の覆いのある荷台に乗せられた。外は真っ暗な道路。目隠しされて連れていかれるのと同じで、どこで働かされたのか、さっぱりわかりませんでした」
「荷台の覆いの中は小さなライトがついていて、見える程度には明るい。運転席の後ろあたりに、弁当と作業服を入れた段ボール箱が積まれていた。それを取り巻くように労働者が座る。まるで、軍隊の行軍のようだった」
日本は、どこに向かっているのでしょうか。労働者の働き方は、その国の土台です。土台が崩れれば、その国自体が崩れてしまうのではないでしょうか。
党派を越えて、日本の労働者の働き方を人間らしく変える時です。NHKラジオホットタイムの今週の特集もそのことを教えてくれています。
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