昨日夕方は、知事とのふれあいトークが宇部市で開かれ、参加しました。「地球温暖化」がテーマでした。私も委員会で取り上げましたが、県独自の個人住宅などに対する太陽光発電施設の助成金を創設してほしいとの要望が出されました。県は、是非、決断すべきです。
また、公共交通機関の維持・拡充についても多くの方から指摘されました。特に山口県は、中山間地域が多く、切実な課題です。地球温暖化という大きな視点で考えても必要な施策です。この問題は、国での政策の再構築が必要な課題ですが、同時に、山口県としても今進めている政策を更に前進させていく必要があります。
今日は、保育園の運動会でした。三男にとって最後の運動会です。恒例の竹馬も失敗せずに出来ました。特に、成長を感じたのは踊りでした。みんなの中心になって実に生き生き踊っている姿を見て頼もしく感じました。
午後から妻が映画に行きたいというので、子守り方々、久々に、家でゆっくり過ごしました。大半を先日観た映画の原作「クローズド・ノート」を半分読みながら過ごしました。映画同様、綺麗なストーリーに心洗われています。
あとがきに「本作中に、筆者の手によるものではない文章を入れていることについて記しておきます。」という一文がありました。筆者の雫井脩介さんのお姉さんは、数年前に不慮の事故で亡くなられたそうです。ご結婚される前に小学校の先生をされていて、ご実家に残されたお姉さんの遺品がモチーフになって、本作品が出来たそうです。
「3月23日、お別れ会第三部が終わってしまいました。正直言って、私はこの日が来てほしくないという気持ちでした。みんなで作ったくす玉に34本のひもをつけて、みんなで引っぱろうというアイデア、くす玉がわれたら、みんなで「ありがとう・さよなら」を歌おうというアイデアが出たとき、思わず『さんせい!』とピースサインを出していました。自分が先生だということをすっかり忘れていました。でもきょう、くす玉がわれたとき、何だか胸がいっぱいでした。歌も歌えないくらいに・・・どうしてこんな気持ちになったのかなあ。たぶん、あなたたち太陽の子が、とってもすばらしい子どもたちだったからでしょうね。そして4年2組という学級が大好きだったから・・・」
この一文は、雫井さんのお姉さんが遺された言葉そのものだそうです。
お姉さんの遺志が、この作品に息吹を与えています。
そう、作品中の先生の名前は、真野伊吹。実は、私の娘も伊吹です。
偶然ですが、この点からも、この作品には運命的出会いを感じます。
この作品に出会えて本当によかったです。他の雫井脩介作品も読んでみます。
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